「早生まれ」

この言葉を初めて聞いたのはいつだったのか、、、。

主に4月〜3月の年度間に関してこの言葉を聞くことが多く、そのスパンで考えるなら「早い」のは4月なんじゃないのか?とか、小学生の時に考えてた記憶があります。

早生まれ、一般的には1〜3月生まれを指しますね。先日ツイッターでこの早生まれに関してのやりとりを発見しました。めちゃくちゃざっくり言いますと、日本の学年(4月生まれから3月生まれを一学年)制度では早生まれは不利。というもの。特に小学生くらいまでの成長率だと、早生まれ勢の成長が追いつかずに勉強やスポーツで劣ってしまう。そのまま学年で比較されるためなかなか上には行けず結果を出せない。褒められることが少ない。ゆえに自尊心や自己肯定感が低くなりがち。なんだそうです。

あぁ〜そういうことかぁ〜と思った私は3月生まれ。勉強ができないのは生まれ持ったものだとしても(笑)、なんとなく感じていた疎外感というか「置いて行かれている」感はこれのせいだったのかな〜と。

今でもこの早生まれ呪縛のせいで(呪縛のせいにしたい)、比較されることが苦手です。数値で判断されることが苦手です。苦手すぎて試験やら競技みたいなものからずっと逃げてました。優劣の劣しか貰えないと思っていたから。

そして、どこに逃げていたかというと、「数値で比較できない」分野です。この人から見たらダメだけど、あの人は良いって言ってくる。という世界です。アートとか音楽とかですかね。ビジネス的に言ったら売上とか関係してくるけど、そういうことではなくて、「1+1=2」みたいな絶対的な考えじゃなくて、少なくとも「認めてくれる人がいる」というところに逃げてきたのです。

私がデザイナーという職についたのもこれが原因なのかもしれません。(デザインにもちゃんと優劣があるけど、それはまた別の話)

プロ野球選手は、褒められることの多い4〜6月生まれが多いらしいのです。アート系は早生まれが多いのかな〜?誰か調べてくださいw



なんだかんだ書きましたが、実は自分の人間性に少し触れられた気がして少し嬉しいのです。。

※写真は骨董屋さんで見つけた私の生まれ年のカレンダー